【社会福祉士国家試験】直前期の対策と、絶対にやってはいけない勉強法

社会福祉士
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こんにちは、フクシです。

社会福祉士国家試験を受験予定の皆さん、勉強は順調ですか?

過去問の出来に一喜一憂するツイートをよく拝見しますが、重要なのは試験当日に合格点を超えることです。

  • 過去問で合格点を超えていない方には、自信を持ってもらうように
  • 過去問で合格点を超えている方には、気を引き締めてもらうために

第26回の試験で不合格となり翌年の第27回で合格した私の体験を元に、

  • 直前期は体調管理に気を付け、朝型にリズムを整えよう
  • 試験勉強の基礎はやはり過去問題
  • 模擬問題を解いてシミュレーションしよう

という内容をお伝えします。

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社会福祉士国家試験の直前に対策したいこと

コロナウイルス感染症には気を付けよう

2023年社会福祉士国家試験では、

  • 新型コロナウイルスに罹患し、退院または宿泊療養等の解除が認められていない方
  • 濃厚接触者等に該当し、健康観察や外出自粛等を求められている方

などは試験を受けることができません。

ただし新型コロナウイルス感染症の感染防止対策の受験できない方に該当し試験を受けることができなかった場合には、所定の手続きを取れば受験料の返還を受けることができます。

詳しくは社会福祉振興・試験センターのホームページをご確認下さい。

体内時計を試験日に合わせよう

あなたはどの時間帯に試験勉強をしていますか?

朝ですか?昼ですか?夜?それとも深夜?

試験当日が近くなった今、深夜に勉強をすることは避けましょう。

今日からは、試験当日の朝起きる時間に合わせて起床し、その後に勉強することをおススメします。

試験当日だけしっかりと起きる、と考えている方は要注意です。

  • もしかしたら朝起きれないかもしれません
  • 興奮して夜寝られないかもしれません

当日は試験にしっかりと向き合えるよう、今から体内時計を整えていきましょう。

試験会場への交通手段を確認しておこう

試験会場へは、入室可能時間となる8:30より少し前に着くようにすると良いでしょう。

早めに入室することで、

  • トイレの場所を確認できる
  • 試験会場の雰囲気に慣れることができる
  • 試験直前の見直しに多くの時間を割くことができる

これは、大きなアドバンテージになります。

精神的な余裕が生まれ、落ち着いて試験に取り組むことができます。

行ったことのある会場だったとしても、しっかりとシミュレーションしておきましょう。

前泊することも考えよう

試験会場までの距離がある方は、前日はホテルに泊まることも良いでしょう。

当日電車が遅れたり、止まったりする可能性もありますからね。

ホテルを取る場合は、全国旅行支援を活用すると良いでしょう。

全国旅行支援を活用すれば、宿泊費が20%引きかつ1,000円分のクーポン券が付きます。

なお今回は、すでに予約取得済みの場合全国旅行支援の対象とはなりませんので、いったんキャンセルして再度予約を取得することをおススメします。

【じゃらん】全国旅行支援でお得に泊まろう!

社会福祉士国家試験の直前にはしてはけない勉強法

新しい参考書に手を出すのは止めよう

「きちんと理解できているかわからないから…」

と、この時期になって参考書を探す方を見かけますが、試験直前になってから新しい参考書に手を出すのは悪手です。

なぜなら、『同じ内容を書いていても書き方が異なると違った内容に見えてしまう』ためです。

要するに、正しく覚えていた知識を間違って覚え直してしまうしまう可能性があるのです。

今まで一緒に歩んできた参考書を信じましょう!

模擬問題集を何度も解いてはいけない

過去問題集を除いた模擬問題集は、問題の文章の内容が独特です。

模擬問題集ばかりを解いていると、実際の国家試験の問題文とは異なり違和感を覚えるはずです。

中には、「これは国語の問題か?」と思ってしまう問題集もあるほど。

問題の文章が複雑でも、内容の本質を理解していれば解けるかと思います。

しかし、理解しているかを把握する程度に努め、何度も良くことは止めましょう。

過去問の得点率に一喜一憂しない

過去問は過去問で、あなたが実際の試験で解く問題ではありません。

当時の合格点に届いていたとしても、それは関係ありません。

  • どの問題が解けていてどの問題が解けていないのか。
  • 何度も同じ間違いをする問題は無いか。
  • 間違えた問題は、どこの部分の理解が足りないか。

確認するようにしましょう。

社会福祉士国家試験の直前に行いたい勉強法

試験勉強の基本は過去問

国家試験の勉強の基本は、過去問を解くことです。

これは、社会福祉士国家試験に限ったことではありません。

問題を解く⇔不正解の解説を読み込む

の繰り返しです。

パソコンで過去問を解く場合には、過去問.comというサイトを活用すると良いでしょう。

このサイトは、年度別に問題を解くことができるだけでなく、分野別にかつランダムに問題を解くことができます。

苦手科目に集中して取り組みたいときはとても万能です。

隙間時間に一問一答

すでに取り組んでいる方も多いでしょうが、隙間時間にはやはり一問一答です。

一問一答は、その問題文自体が合っているか、間違っているかを答える問題です。

通常の5択問題だと、間違った選択肢を消すことができます。

しかし一問一答だとそれができません。

問題文の内容自体を理解していないと、解くことができないのです。

試験に出る内容そのものを理解しているか、が確認できることが、一問一答の強みです!

今後少しずつ時間が少なくなる中で、どれだけの時間と量、勉強に取り組めたかがカギとなり、そして自信となります。

ぜひ積極的に取り組みましょう。

休みの日は、試験日と同じスケジュールで模擬問題を解こう

模試に挑戦したことある方も、挑戦しなかった方も、実際の試験の日程に合わせて模擬問題を解いてみましょう。

以下の内容に注意して取り組むことで、試験当日の動きを意識できると思います。

  • 問題に取り掛かる40分前に参考書等はしまう
  • 午前の問題の時間に午後の問題は解かない
  • 答え合わせは一日分の問題を解き終えてから行う
  • 必ずマークシートに記入する

また試験当日と同じ動きをすることで、

  • 一問にどれだけの時間をかけることができるのか
  • マークシートを塗りつぶすのにはどれだけの時間がかかるのか
  • 見直しの時間をどれだけとれるのか

ということをシミュレーションすることができます。

模擬問題集は、問題の文章にクセがあるとおつたえしましたが…中央法規×一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟 のこちらの模擬問題集が一番クセが無いと思います。

まだ解いたことの無い場合は、ぜひ挑戦してみて下さい。3回分問題があるので、3日に分けると良いでしょう。

詳しい解説も付いているので、間違えてしまった問題の‟どこが”いけなかったか、復習を忘れないように。

最後に

社会福祉士国家試験を直前に控え、私の経験をもとに対策と気を付けたい勉強法についてお伝えしました。

大切なのは、

  • 体調管理に気を付ける
  • 勉強の基本は過去問
  • しかし過去問の正解率に一喜一憂しない
  • 模擬問題集で一日通してシミュレーションをする

ということです。

私は一度不合格を味わい、とても悔しい思いをしました。

一年分、資格手当をもらえずに損をしました。

相談援助の仕事に就くことが、遅くなってしまいました。

最後の最後まで、あがき続けて下さい。

受験生の皆さんの努力が実ることを、心からお祈りいたします。

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