【社会福祉士】残り1週間。準備は万端に。【国家試験】

社会福祉士
スポンサーリンク

こんにちは、フクシです。

私は専門学校の通信課程で働きながら受験資格を取得し、第27回試験で合格した社会福祉士です。

社会福祉士国家試験まで、1週間を切りましたね。

受験予定の皆さん、勉強ははかどっていますか?

試験が目前に迫る中、こちらの記事に訪れてくださりありがとうございます。

今回は、試験当日少しでも点数が上がるためのちょっとしたコツと考え方について、お伝えします。

スポンサーリンク

社会福祉士国家試験であと1点多くとるコツとは

ここから、実際の試験で少しでも多くの点をとるための考え方について、お伝えします。

試験開始前に、まずは深呼吸

試験開始直前に、集中のスイッチを入れるようにしましょう。

集中力の高め方は人それぞれかと思いますが、集中することで問題文の内容がすっと頭に入るようになります。

意識が分散していると問題を読み飛ばしてしまう可能性があるため、気を付けましょう。

以下に記したのは、私自身が試験で集中したいときに使う方法です。

  1. 試験1分前になったら、ゆっくりと目を閉じよう
  2. 開始の合図が聞こえたら、大きく深呼吸しよう
  3. 息を大きく吐いてから、問題をめくろう

試験に限らずですが、自分の世界に入って集中して物事に取り組みたいときはよく使う方法です。

目を閉じて入ってくる情報の一部を遮断し、自分自身の中に入り込むのです。

気持ちのスイッチも入れやすいので、ぜひ試してみてください。

一問目から解く必要はない

試験問題の一問目は、例年難しめに作ってあります。

よって、少し読んでも選択肢に悩むようであれば、一問目は飛ばすことをお勧めします。

が、ここで注意するのは『解答欄を間違えない』ということです。

解く問題は飛ばして2問目を解いているのに、マークシートは1問目に記入する、ではミスになってしまいます。

気を付けてください。

苦手な分野から解こう

試験直前に勉強していた、苦手科目から解くことも一つの手です。

あなたは試験直前、どの科目の勉強をしますか?

私は、人名や年代順を中心とした記憶に関する苦手科目の勉強をしていました。

せっかく試験ギリギリまで苦手科目の勉強をしていたのだから、記憶が消えぬうちに解いてみてはいかがでしょうか。

なおこの場合も、マークシートに記入する問題を間違えないよう、気を付けてください。

わからない問題は諦めよう

試験は時間との勝負です。わからない問題にいつまでも付き合う必要はありません。

答えがわからない問題に遭遇したら、適当に番号を選んで次の問題にいきましょう。

ただし、以下のことは意識した方がよいでしょう。

  • 選択肢はできる限り減らそう
  • 見直すときに時間をかけれるよう、問題文に印をつけておこう
  • 鉛筆コロコロは最終手段!

適当に選ぶにしても、少しでも正解率は上げたいですよね。

よって、「この選択肢は絶対に違う」と思うものがあれば、それは外して解答しましょう。

また、問題のたびに選択する番号を変えるよりは、「答えに迷ったら②を選ぶ」くらいの気持ちで挑むことも良いかもしれません。

もし、全ての問題を解いて見直しも終わった後に時間があれば、再び考える時間を作ってみてください。

事前に印をつけておくことで、その問題を見つけやすくなっていると思います。

五肢二択問題について

あなたは下図のような「適切なものを2つ選びなさい」という問題が出た時、どのようにしていますか?

この問題は、第34回社会福祉士国家試験で実際に出題された問題です。

あなたも過去問題や模擬問題を解いた時、1つしか選択しなかったこと、ありませんか?私はあります。

そこで見直しをするときに2択問題であることを見逃さないよう、しるしをつけるようにしましょう。

目立つように、上図の様に問題全体を囲むと良いでしょう。

「2つ」の部分だけを丸で囲むのも良いですが、見直しするときに見落としてはいけないので気を付けて下さい。

ちなみにこの問題の答えは、「1」と「3」ですね。

社会福祉士として答えよう

社会福祉士国家試験では、実践の支援の現場に即した事例問題も多く出題されます。

ここで注意したいのは、「わたしだったらこう支援するな」という考えで選択肢を選ばないように、ということです。

試験問題はあなたの考えを聞いているわけではありません。

特に専門科目では、あなたが実際に体験した内容と似た問題が出るかもしれません。

しかしあくまで、客観的な視点に立って問題を解いてください。

「強い否定の選択肢は間違い」は本当なのか?

試験を解く際のテクニックで、「強く否定する選択肢がある場合は、誤りであるため外してよい」という話をよく聞きます。

果たしてそれは、事実なのでしょうか?

上図は、第33回の国家試験の実際の問題です。

この問題の正解は「3」なのですが、「行われることはない」と強い否定の文章となっています。

試験テクニック的には選択肢から外してしまう選択肢ですが、この問題の選択肢においては正解になりますので、気を付けて下さい。

社会福祉士国家試験に備えて、残り1週間はどう過ごす?

では今後1週間の過ごし方について、私の考えをお伝えします。

得意科目で多く点を取れる勉強法に切り替えよう

試験まで残り1週間を切った中での勉強法ですが、ここからはできる限り高い点数が取れるような勉強をしましょう。

0点科目を出さないことは当然重要ですが、全体で合格点を超えなければいけません。

今までより、得意科目にかける時間を多くしましょう。

苦手科目は得意な分野に絞って勉強しよう

苦手科目の中にも、「この分野なら点数が取れる」というものはありませんか?

0点科目を出すわけにはいきませんが、苦手分野にのみ時間をかけることはもうできません。

苦手科目の何を勉強するのか、絞って対策しましょう。

国家試験まで残り1週間、体調を万全にすることを第一に

社会福祉士国家試験は、年に一度しか受けることができません。

体調を崩してしまった場合、集中して試験に挑むことができるでしょうか。

しかも今回の試験は新型コロナウイルス感染症の対策として、感染の疑いがある受験生は会場に入ることが許されません。

追試の予定もありませんので、試験は2月5日当日しか受けることができません。

したがって、

  • この先1週間、人込みは避けて行動しましょう。
  • 手洗いうがいとアルコール消毒、そしてマスクの装着を徹底して。フェイスガードの常時装着も検討すべきかもしれませんね。
  • コロナウイルス以外の体調不良も許されません。37.5度以上の熱を出さぬよう気をつけましょう。

新型コロナウイルス感染症対策の詳細は、社会福祉振興・試験センターのホームページをご覧ください。

そして試験当日までラストスパートの時期ではありますが、くれぐれも夜遅くまでの勉強はしないように。睡眠時間はしっかりと確保しましょう。

寝る直前にスマートフォンを触ること、特にTwitterの閲覧はやめましょう。

またこの先1週間は、可能であれば試験当日と同じ時間に起床することを心がけてください。

社会福祉士国家試験の当日について

試験会場へは、早めに入場することをお勧めします。試験開始時間までに、会場の空気感に慣れましょう。

周囲の受験生の様子が気になるかと思いますが、できる限り見ないようにしましょう。なぜなら、周りのみんな勉強ができそうに見えて自信を無くしてしまうからです。

そこで!早めに会場入りし空気感に慣れているご自身を想像してみて下さい。なんとなく、周りの受験生が気にならなくなる気がしませんか?

またよく言われていますが、衣類は必ず脱ぎ着できるものにしましょう。

今回の試験では、定期的に換気がなされる予定です。会場内は寒くなることが予想されます。

一方で席の場所によっては暖房が強く効いている可能性があります。

くれぐれもお気を付けください。

まとめ

社会福祉士国家試験は、落とすための試験ではありません。しっかりと実力を出すことができれば、合格できます。ちなみに一年目の私は単純に実力が足りませんでした。

このブログを見に来てくださっているあなたは、今までしっかりと勉強を頑張ってきた方でしょう。存分にその実力を発揮してください。

皆さんが合格することを願っています。

コメント