こんにちは、フクシです。
こちらの記事では、2023年社会福祉士国家試験まで残り2週間を切った中での
- この2週間の過ごし方
- この2週間の勉強に対する考え方
についてお伝えします。
今後2週間の過ごし方は非常に重要です。
充実した2週間を過ごすためにも、こちらの記事を参考にし過ごし方を見直してください。
そして万全の体勢で試験に臨まれるよう、ご準備ください。
社会福祉士国家試験までの2週間は、体調を整えることが最優先
社会福祉士国家試験は、一年に一度しか開催されません。
この2週間は、発熱など体調を崩さないことを最優先に考えましょう。
第35回国家試験の新型コロナウイルス感染症への対応
試験を管轄する公益財団法人社会福祉振興・試験センターからは、
- 新型コロナウイルス感染症に罹患し療養解除していない方
- 濃厚接触者に認定され、健康観察や外出自粛等を求められている方
- 試験当日、37.5度以上の発熱や体調不良など新型コロナウイルス感染症の疑いがある方
は試験を受けることができない、と発表されています。
試験を受けられなかった場合の対応
第35回試験においては、新型コロナウイルス感染症によって試験を受けることができなかった場合、受験料を返還してくれる、とされています。
(第34回については返金の案内すらなかったので、それよりはましですね)
なお受験料の返還手続きを取る際は、新型コロナウイルス感染症に罹患したこと及び試験日にも療養していたことを証明する書類が必要です。
- 医療機関等で実施された PCR 検査又は抗原検査の結果が分かる書類
- 新型コロナウイルス治療薬が記載された処方箋・服用説明書
- PCR 検査等を実施する検査センターの検査結果
- 健康フォローアップセンターの受付結果(SMS 等によるものを含む)
- HER-SYS で取得した療養証明
万が一該当してしまった場合には、忘れずに取得しましょう。
普段会わない人に会ったり、人の多い場所に行ったりしない
新型コロナウイルス感染症に罹患してしまったら、勉強できなくなってしまいます。
残り2週間を切ったら、過去問ばかり解くのは止めよう

「試験前3週間の時と同じこと言ってるじゃん」という方、よく読んでくださっていますね。ありがとうございます(笑)
過去問を繰り返し解くことは、問題の形式に慣れることと問題の文章そのものに慣れることを目的としています。
何年分も解いていると、「あ、この問題は違う年度でも見かけたな」ということ、あるでしょう。
そう思ったことのある方、良いですね。勉強が進んでいる証拠です。
しかし、ちょっと待ってください。
同じ問題文を繰り返し読むことで、正解の選択肢まで暗記してしまってはいませんか?
ここにまず落とし穴があります。
過去問の問題文はしっかり読もう
慣れてる問題だから?関係ありません。
問題文の細かい内容や、選択肢の順番が変更している場合があります。今一度、問題文を丁寧に読むようにしましょう。
また、5肢択一だった問題が5肢2択になっている可能性もあります。2択問題であることをしっかりと認識するためにも、問題文を読み飛ばすことは絶対にやめましょう。
5肢2択問題の見分け方
過去問を解いていて、2択問題であるにもかかわらず選択肢を一つしか選ばず不正解になったこと、ありませんか?
もったいないですね。問題文を丁寧に読んでいない証拠です。
こういった防げるミスで落としてしまうことは、不合格への第一歩です。
私は2択問題を見かけた時、問題文に〇をつけるようにしていました。
選択肢を「適切なものを2つ選びなさい。」の「2つ」を丸で囲むようにしていました。「2つ」このように、アンダーラインを引くことも有効かもしれませんね。
模擬問題集を買おう
「今さら模擬問題集かよ」「新しく買うお金なんてないよ」
そんな声、聞こえてきそうです。
しかしこれは、必要な自己投資です。あなたはこの先社会福祉士として働く中で、資格手当をもらうことができるでしょう。その額を考えれば、模擬問題集は買ってください。
ちなみに私は一度目の受験時に模擬問題集は買いませんでした。結果は冒頭に書いた通り、不合格です。
「どの問題集にすれば良いかわからないよ」という方、中央法規の問題集がおすすめです。私も二度目の受験の時にお世話になりました。
国家試験まで2週間、毎日勉強確保しよう

さて今さらかよ、という話になりますが…
私は国家試験受けた当時、介護職員をしていました。入所施設だったため、夜勤もあったんですね。しかも拘束時間は20時間ありました。これがまた疲れるんですよね。
そして一度目の受験時には「疲れた」を言い訳に勉強時間を確保する努力を怠り、結果として一日数分しか勉強しない日もありました。
そりゃ落ちますよ、という話で。皆さんには同じ道を歩んでほしくないので、あえて書きました。
勉強時間を確保する際は、できる限り毎日同じ時間にして下さい。また、この時期になって夜遅くまで勉強することはあまりお勧めしません。体調を崩す元です。
そして可能であれば、職場と交渉して夜勤を代わってもらいましょう。何せ私、一度目の受験時にはぎりぎりまで夜勤をやっていましたから…
社会福祉士国家試験まで残り2週間で使用する参考書について
私がメインで使っていた参考書は、医療情報科学研究所から出版されている「レビューブック」です。
解説文がわかりやすく、私にはとても合っていました。
しかし、参考書に関しては「今から買おう」というつもりはありません。
残り2週間の段階で買って合わなかったら意味がないですし、なにより今まで使ってきた参考書の方があなたには合っているのでしょうから。
今まで共に戦ってきた参考書を信じて、残り2週間、勉強してください。
ちなみに…今後は、一問一答はをメインに勉強することはお勧めしません。なぜなら、実際の国家試験では問題文そのものが合っているか間違っているかを問う問題が無いからです。
今後一問一答は、ちょっとした隙間時間にパラパラとみる程度だったら良いでしょう。
社会福祉士国家試験まで残り2週間 時間は有効に使おう
最後になりますが、くれぐれも時間は有効に使ってください。私のように勉強時間が確保せず、一年目で不合格を味わい時間と資格手当一年分を無駄にすることの無いように過ごしていただけたらと思います。
特に休日の過ごし方は重要です。試験当日と同じタイムスケジュールで、まだ解いたことの無い模擬問題集に取り組んでみて下さい。場所は自宅ではなく、図書館等の自習室をお勧めします。
そして今後2週間は、試験当日の起床時間と同じ時間に布団を出るようにしましょう。体に当日のリズムを染み込ませることも、大切な準備です。
この記事を見て下さった皆さんが、今年の春に笑って過ごせることを願っています。
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