転職サイトは使わない!社会福祉士の転職方法

社会福祉士
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こんにちは、フクシです。

先日、内定通知書をいただいてからのツイートです。

この医療・福祉・介護業界において基本給が5万円upする転職はなかなかないのではないでしょうか。

「転職の

  活動だけなら

     ノーリスク!」

ということで、転職について悩んでいる社会福祉士に向けて、

  • 私の転職活動の様子
  • 社会福祉士の転職について
  • 転職サイトを使うなら、「マイナビ介護職がおススメ」

という内容をお伝えします。

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社会福祉士である私の転職活動

そもそもあたなは、社会福祉士の平均年収をご存じですか?

全体男性女性
社会福祉士403万円473万円365万円
参照:社会福祉士就労状況調査結果報告書 (sssc.or.jp)より

これは、令和2年度に実施された社会福祉士就労状況調査より、令和元年度における社会福祉士の平均年収を表しています。

この金額を高いと感じるか低いと感じるかは人それぞれですが、私の令和3年度の年収は約460万円。

今年度の年収は男性の平均を超える見込みです。

さてそんな、平均より給料をもらっている私が、いかにして「成功!」と言えそうな転職活動をすることができたか。

お伝えしていきます。

社会福祉士ならではのネットワークを使おう!

今回の転職にあたり私は、事業所の採用担当者と直接連絡を取りました。

採用担当の方が元相談員で、以前から知り合いだった、ということが今回の転職において大きなアドバンテージとなっています。

なんだよ、結局伝手かよ

えぇ、そうなんです。伝手、万歳\(^o^)/

ただこの伝手も、日ごろの仕事への取り組みがあったからこそ、持てたものです。

それは、

他機関とのやりとりは、真摯に対応する

この2点です。

え?それだけ?

そう、それだけです。

当たり前の仕事を、当たり前に行う。それだけです。

ですがこの業界は決して広くは無いので、その仕事ぶりが他機関から評価されれば噂として広がります。

私自身も、ライバルとなる病院や施設の状況、相談員の様子は急性期の相談員に尋ねますしね。

もちろん、転職することを目的として他機関とのやりとりを丁寧に行っていたわけではありません。

他機関とのやりとりを丁寧に行うことは、そもそも自施設の稼働率向上につながるからです。

条件の良い職場で働くには

一つの職場で長く働くと、徐々に給料は上がっていきます(行くはずです)。

そうなると問題となってくるのが、

「転職すると給料が下がるから今の職場を辞められない」

です。

実際に私も、求人情報を見て給与計算をするだけでは、年収の差に愕然とし二の足を踏んでいました。

給料の希望額は、交渉して掴み取る

インターネットで求人情報を見ていると、

  • 基本給 180,000円~220,000円
  • 学歴、経験年数による加算あり

という項目をよく見かけます。

この二つの部分において、交渉の余地がある、ということです。

とは言え年収交渉、苦手な人が多いのではないでしょうか。

実際私も悩みました。

「働いてもないのに何を根拠に年収upの交渉をできるのだろうか?」と。

ここで伝えるべきは、

  • 社会福祉士としての実績
  • 応募先で働くのであれば何ができるのか

の2点です。

自身の長所を客観的に分析し、伝えられるようにしましょう。

合わせて、応募先の事業所の理念やミッションも確認し、絡めて話ができるとなお良いです。

一度目の転職は、ハローワークで

昔からの王道、ハローワークを使っての転職活動。

10年前に転職した時は、ハローワークを使いました。

R4年12月現在で勤めている老健も、ハローワークに求人を出しております。

しかし今は、紹介会社やサイトを使う方が多くなりましたね。

求職者が二人、ほとんど同じような条件であった時、ハローワーク経由と紹介会社経由、どちらの方を採用したいでしょうか。

もちろん、コストの低いハローワークの方です。

「紹介会社からは面接の対応もしないが、ハローワーク経由の応募であれば採用する」

と言う管理者の方もいるのではないでしょうか。

紹介料が発生しない代わりに

紹介会社やサイトを経由すると必ず発生するのが、紹介料。

年収の推定3割程度が、紹介会社に支払われています。

社会福祉士の平均年収が403万円ですから、紹介料は約120万円ですね。

会社やサイトを使わないと、このコストが発生しません。

となると、この紹介料にあたる金額を

  • 給与upの交渉材料にする
  • 就職支度金等の一時金としてもらえるよう交渉する

ことができます。

人材難なのはどのこ事業所も一緒です。

同じ転職をするのであれば、自身に少しでも有利になる方法を考えましょう。

社会福祉士の転職に、転職サイトは有利か!?

さて今回私は、紹介会社や転職サイトなどを使わずに転職しました。

なぜなら、社会福祉士の求人を適切に見つけてくれる会社はまだほとんど無いのです。

転職サイトに社会福祉士の求人はほとんど無い!

あなたは紹介会社など転職サイトに登録したことがありますか?

私も今回の転職活動においていくつかのサイトに登録しましたが、勧められる求人の大半は介護職とケアマネジャー。

こちらの希望を満たす求人情報をくれることは、あまりありませんでした。

紹介会社は紹介料が高い!

福祉業界においては、まだまだ紹介会社を使うという文化が浸透していません(少なくとも私の地域では)。

転職サイトを使えば、職場探しから条件面の交渉など、楽になる部分は多いでしょう。

しかし求人側からすると、

  • 紹介料に見合った仕事をしてくれるのだろうか
  • 資格や経歴が同じなら、ハローワークからの応募を採用する

という考えが少なからず存在します。

社会福祉士の求人情報の探し方

では具体的にどのように求人情報を探すかと言うと、以下の4つの方法となるのです。

  • 働きたい職場の求人情報を直接見る
  • 職能団体の求人情報を確認する
  • indeedで検索する
  • ハローワークで相談する

希望する職場の求人情報を直接見る

「この事業所で働きたい」

という強い思いがあれば、まずはその事業所のホームページを見るなどし求人情報を確認しましょう。

求人情報としては載せていなくても、あなた自身に魅力があれば採用される可能性があります。

直接その事業所の採用担当者に向けて、連絡することも時としては大事でしょう。

職能団体の求人情報を確認する

都道府県の社会福祉士会や医療ソーシャルワーカー協会など、職能団体は各事業所の求人情報を載せてくれています。

しかし掲載している求人の多くは病院か行政の福祉職です。

行政の福祉職は非常勤の任期付きの募集も多いです。

福祉職の公務員を目指すのであれば、春ごろに希望する市のホームページを確認しましょう。

indeedで検索する

インターネットで求人情報を探すときに一番見やすいサイトは、indeedだと思っています。

仕事探し | Indeed (インディード)

私はindeedのサイトを見ただけで、社会福祉士に関する求人をいくつも見ることができます。(それだけ何度ものぞいたということです)

indeedで求人情報を探すメリットはいくつかありますが、

  • 他の求人情報サイトより情報量が多い
  • 企業名、おおよその住所と月収が一目でわかる
  • キーワードに入れた職種名に合わせた情報を提示してくれる

です。

私が実際に登録した転職サイトより、親切に欲しい情報を提示してくれました。

インターネット上で公開されている求人情報のほとんどが掲載されているのではないか、と思っています。

ハローワークへ行く

もちろん今後も、ハローワークで求人情報を探すことは有効でしょう。

インターネットからもハローワークで掲載されている求人情報を探すことはできますが、実際に出向くことをおススメします。

特に、

  • 自分で求人情報を探すことが難しい方
  • 専門員の意見を聞きながら求人情報を探したい方

にとってはより良い時間となるでしょう。

それでも転職サイトを使いたい…

と今までは、転職サイトや紹介会社を使わずに自力で転職先を探すことについて紹介してきました。

自信のみで転職先を探すということは、

就業希望先との交渉はすべて自分で行う

必要があります。

この交渉を行うことが難しい場合には、転職サイトや紹介会社を使うと良いでしょう。

実際に私も、

  • 手当や残業の有無、給与条件等の細かい内容
  • 内定通知書の請求

など、転職交渉をするときにどういったことを聞けば良いか、口約束で済まさないためには何を企業側に準備してもらえばよいか、がわからないまま話を進めていました。

この辺りをプロに任せることができるのは、転職サイトや紹介会社の大きなメリットですよね。

転職サイトなら、マイナビ介護職がおススメです。

マイナビ介護職を使おう

このサイト、その名前から一見介護職向けのサイトのような気がしますが、社会福祉士向けの求人も充実しております。

マイナビ介護職なら、

  • 大手企業が運営している
  • 社会福祉士に特化した求人が見つけやすい
  • エージェントがいるため、給与面などの交渉もバッチリ
  • 求人側が費用を払うため、無料で利用できる¥0
  • 非公開求人も確認できる!

とメリットも盛りだくさん!

とは言え、

  • 居住地によっては求人が少ない
  • いらない情報も入る
  • 必ずしも良い求人とは限らない

などデメリットもないわけではないので、気をつけてください。

障害分野なら、LITALICOで!

障害福祉、児童分野に特化した求人を探す場合には、LITALICOキャリアがおススメです。

LITALICOは、

  • 全国で就労移行支援事業を展開している
  • 発達障害のある子どもに向けた学習支援を行っている

と、会社自体が障害者に向けたサービスを展開しています。

掲載されている求人情報も多く、

障害分野で働きたい!

という方にはピッタリです!

LITALICOは少し調べると色んな事が書かれているのを目にしますが、ネット社会ですから結局のところは自分の目で見たものが一番正しいと思います。

フクシくんはケア人材バンクにも登録していたが…

ケア人材バンクは、相談員やケアマネジャー専門の転職サイトです。

  • 登録すれば、定期的にメールで求人情報が流れてくる
  • 非公開求人についても知らせてくれる

というメリットもありますが、私には正直合いませんでした。

なぜなら、居住地を登録したにもかかわらず、通勤時間が長い求人ばかり勧められたからです。

まとめ ~社会福祉士の転職について~

今回は、社会福祉士である私の転職の様子についてお伝えしました。

  • 社会福祉士として転職したいなら、自身のをネットワーク活用しよう!
  • 転職サイトは紹介料が発生するから、事業所はあまり使いたくない
  • もし転職サイトを使うなら、マイナビ介護職がおススメ!

社会福祉士は、色んな事業所や人と関わる職種です。

周りとのつながりを大切にしながら仕事をすれば、自然と自身の評価は高まるはずです。

他事業所の方からの評価が高まれば、スカウトや引き抜きだって夢ではありません。そうなれば、給料も今よりもupするはずです。

事業所からしても、紹介会社に高い紹介料を払って実力のわからない誰かを雇うよりは、はるかにコストパフォーマンスが高いですからね。

私が心がけている他機関とのかかわり方に関する記事を置いておきます。ぜひ参考にしてみて下さい。

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